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最高年齢は74歳【健康寿命】【今を生きる力】

2025/11/07

aimaFIT会員様の最高年齢は74歳です。
驚くほど元気で、歳を重ねても「元気でいられる秘訣」を自分より年齢が上の方々から学ばせていただいています。

今回は「健康寿命」「今を生きる力」について、60歳70歳を過ぎてからも楽しめる時間を増やすことについて書いていきます。

20代や30代の前半では、あまり考えもしておらず実感もしていませんでしたが、40歳になる今、周りのお客様を通して「健康寿命」「今を生きる力」というものを意識するようになりました。

日本は世界でも有数の長寿国です。男性は80歳、女性は90歳に迫り、平均寿命は世界トップ水準です。

最新のデータでは、およそ75歳までが介護を受けずに自立して暮らせる期間、すなわち「健康寿命」とされています。

平均年齢からみると、約10年以上も「不自由な期間」が存在するということになります。

また、定年退職で60~65歳に退職した場合、20年~30年もの間、有意義で楽しめる期間がありながらも、そのタイミングで体力を落とし、活動的に生きられなくなった場合、さらに健康寿命は短くなってしまいます。

どうすれば「ただ生きる」だけではなく、「健やかに生きる」ことが出来るか?それは決して特別なものではないでしょう。

■適度な運動を習慣にする
■栄養バランスの取れた食事を意識する
■仲間とのつながりを大切にする
■読書や学び直しで知的な刺激を受け続ける


など

上記のようなとてもシンプルな行動の積み重ねこそ、心身の健康を支え、「健康寿命」を伸ばし、より豊かな日々を送ることができます。

また「今を生きる力」というのもとても重要だと思います。

歳を重ねると、人はどうしても「過去」と「未来」に意識を引っ張られてしまいがちです。若い頃(過去)の失敗を思い出して悔んだり、将来の健康やお金の事を過度に心配するのは自然なことです。しかし、その思いにとらわれすぎると「今この瞬間」を十分に味わえず、日々の満足感を失ってしまいます。そこで大切になるのが「今を生きる力」です。これは特別な才能ではなく、日々の生活を通じて磨いていける力です。

まず意識したいのは、日常の中にある小さな喜びを見つけることです。
朝の光を浴びて深呼吸をする、旬の味覚を楽しむ、友達や仕事仲間との会話で笑い合う。
そんなささやかな瞬間をありがたいと感じられる心が、人生の豊かさを左右します。

「今を生きる力」は、困難に直面した時にも支えになります。
大切な人を失ったときや健康に不安を抱えたとき、人は誰でも心に痛みや空白を抱えます。そのような状況でも「今日できること」に目を向ければ、少しずつ生活を立て直せます。過去を否定せずに受け入れ、未来を思い悩みすぎず、一歩ずつ歩みを進める姿勢が心の安定を守ってくれます。

また「今日を丁寧に過ごす」という姿勢は、具体的な生活習慣にも表れます。食事をただ済ませるのではなく、体を整える意識をもって選ぶこともその一つです。野菜や果物、魚や豆類、良質な油(オメガ3、オメガ9)などを中心とした食習慣は体の炎症を抑え、生活習慣病や認知機能低下のリスクを減らす効果があります。

健康的な食事を「未来のために我慢して取るもの」と考えるのではなく「今日を心地よく過ごす工夫」として取り入れることが大切です。未来は「今日」の積み重ねによって形作られるため、どのように一日を過ごすかが将来の生活の質を決めていきます。

さらに、この力を養うためには「筋トレ」に集中する習慣も役立ちます。
筋トレは「筋肉の動き、呼吸、心臓の鼓動、脈拍、関節の動き、感覚、感情」など自分の身体の「今」を意識することができ、こうした取り組みが思考を落ち着かせ、意識を自然と現在に戻してくれます。

「今を生きる力」は、年齢に関係なく誰にでも育てられます。小さな喜びを見つけ、味わい、感謝を重ねる。その繰り返しが心を整え、健康寿命を支える力となります。

過去や未来に振り回されず、「今」をしっかりと生きる姿勢が、人生の終盤をより豊かに過ごせるのだと、aimaFITのお客様を通じて学ばせてもらっています。

本当にいつもありがとうございます!
aimaFITは私の居場所であり、来た頂いているお客様の居場所であり続けたい。
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